僕のソーセージを食べてくれないか

そうです。私が下品なおじさんです。

妻が喜ぶ未来予想図を描きたい。

未来は確定していないので断定的なことは書けないのだけれど、たった一つだけ確定している事があり、それを元に「私の未来予想図」を描いてみたい。

 

さてその確定している事とは、妻に誕生日プレゼントを買うことである。そして、何を買うのかは妻との折衝の末、決まっている。

 

その買う物とは、何やら美容に効くらしい「pao」というものである。

 

その形状はナウシカに出てきたメーヴェを思わせ、中心から両横へと長い羽の様なものが出ており、その羽の先におもりが付いている。初めてその画像を見たとき、僕の頭の中にはなんとなく鳥人間コンテストのイメージが浮かんでいた。ああいうシュッとした、軽い素材でできた機体を何度か見た事がある。

 

すぐに琵琶湖に落ちていたけれど。

 

そのpaoというものはどうやら口でくわえた状態で羽の部分を動かして使うらしい。すると頬のたるみがなくなりほうれい線も薄くなるという。

 

しかし当初、妻がこれを欲しがった時に僕は反対をした。

 

その反対理由は2つあって、まずそもそもそれは本当に効果があるのか、というものと、もし効果があったとしても妻がそれを継続して使えるのかというものであるが、2つめの妻の継続に関しては、何度か話し合ったのち「プレゼントで貰った物だからちゃんと使う」という返答があったため、その言葉を信用することにした。

 

問題は、一つ目の本当に効果があるのかという点だ。

 

僕は基本的に疑り深い性格をしており、「効果的」「劇的」「テクニシャン」「大学生」「細身」「処女」「入店したての素人」に類する過大な言葉は信用しないようにしており、そうなったのは今まで散々騙されてきたからであり、自分を守るのは自分しかいないのだ、という経験則から導かれたものである。

 

なのでそのpaoなるものが本当に効果があるのか、ほうれい線が消えるのかを調べ始めたのであるが、結局幾分も調べないまま、ある一つのコメントを見て即購入を決意した。

 

そのコメントとは、某掲示板の該当商品スレッドにあった、

「バキュームフェラしてる時と同じ筋肉を使う」

というものである。

 

 

その購入に至るまでの脳内の連絡経路を参考までに書いておくと、

 

paoを使う

バキュームフェラしてる時と同じ筋肉を使う

フェラの技術があがる

僕が喜ぶ

 

以上であり、ここで僕の望む未来予想図を書いておくと、

 

妻にpaoを買う

妻がpaoで鍛える

妻のバキュームフェラ筋が発達する

とても書けないこと

僕が喜ぶ

 

となり、この未来予想図には幸せな2人しか出てこないのでドリカムだって諸手を上げて喜ぶだろう。その様相に吉田美和も嬉し恥ずかし朝帰りで、西川隆宏中村正人の決戦は金曜日で、そんな事関係なしに僕と妻はラブ・ラブ・ラブで、そのまま何度でもあなたとトゥラッタッタしたいなんて言われて、僕の股間もトゥルッと起ったりして、その結果先っぽから色んなものがJETして、とりあえず朝がまた来て、笑顔の行方が気になって、悲しいキスをして、好きだけじゃだめなんだと反省し、また色んなものがJETして、大阪弁が上手になれへんしって思い、そんなありふれた、でも幸せな生活を太陽が見てる。

 

みたいな。

 

さて、こんな未来予想図で提供のPOLAさんもさぞビックリしただろうけれど、別にこの文章で誰かからお金をもらう訳でもなく、どちらかといえば僕が妻のプレゼントの為にお金を払う立場であるから何かに気を使う必要もないから別にいい。

 

しかしながら現実的にこの下品な未来予想図が当たる可能性は低く、なぜかと言えば妻のいう「プレゼントで貰った物だからちゃんと使う」という返答にはあまり信憑性がないからであり、それは以前妻が欲しがっていたミシンをプレゼントしたのちそのミシンが使われたのは片手で数えられる程度の数字であることから推測できるのだけれど、別にそれはそれで構わないとも思っている。

 

そんなことよりも、プレゼントしたという事実が大切なのだ。無駄になるかならないかではなく、妻が喜ぶかどうかが大切なのである。

 

僕がバキュームフェラされる未来予想図はきっと外れるだろうけれど、妻が喜ぶ未来予想図はきっと外れない。

 

そう思いたい。

 

 

 

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