家がなくなるんですけど、僕はこれからどこでオナニーをすればいいんですか。
タイトルの通りである。なのでとても悩んでいる。
大家が立ち退け、という。家が古いからって。それは分かった。充分に分かった。
でもね、じゃあ僕はどこでオナニーをすればいいでしょうかねえ?!!!
屋外ですか?捕まってしまいます。それではスーパーのトイレですか?これも捕まってしまいます。ではやはり、やはりあなたの家の庭でしましょうか?
そうしましょう。
『拝啓
大家様
あなたの家の家庭菜園の横に、私の種を蒔いてあげましょう。来年の春には、それはそれは可愛いちんぽが咲き誇る事でしょう。赤黒いちんぽ、肌色のちんぽ、勃起したちんぽに半起ちちんぽ、おやおや隅っこには包茎ちんぽも咲き乱れています。そして私は、そのちんぽから出る蜜を探し求める蝶となりましょう。そして、あなたの庭をフワフワと羽ばたきまわりましょう。
いいですか大家さん、あなたが私の住んでいる家を取り壊すということは、あなたの庭にちんぽが咲き誇るちんぽ畑ができるということであり、私という名の蝶が舞うことにつながるのです。
私の家を取り壊すなら、あなたの家も取り壊すのが筋じゃあないんですか。それをのうのうと、自分の家はそのままにこの平屋を取り壊すなんていうのは、筋が通らないんじゃないでしょうか。築年数は、そちらとこちらでほぼ同じでしょう。いっその事一緒に取り壊し、皆でオナニーをしようではありませんか。オナニー平野を作り上げようではございませんか。
そう、ここはコレから大人の観光地となります。色とりどりのちんぽが咲き乱れるオナニー平野の奥にみえるは金玉山脈、そのすそ野にあるオマーン湖が輝かしい朝日を映し出すのです。
いやしかし。
大家さんに文句はございません。
人として底辺の私たち夫婦にとても素敵な住居を提供して頂き、折々には畑で取れた野菜等も頂きました。近所のお祭りの日には、赤飯も頂きました。頂いてばかりの人生でございました。だからこそ、そろそろ恩返しがしたいのです。
しかし私にできる恩返しは、あなた様の庭でオナニーをすることしかないのです。
私のちんぽの先からは、プリプリとした子供たちが湧き出ます。どうかその様を、見届けてくださいまし。大自然が生み出される瞬間を見逃さずにいてくださいまし。そして、警察への連絡は、ご遠慮くださいまし。これはひとえに、好意の行為の厚意でございます。
はなはだ短い手紙ではございますが、ご査収いただけますと幸いでワイワイです。
平成31年1月16日
ゲロ・サリバンショウ
敬具』
さて、マジでどうしよう。